hakugoshiのブログ

日記です。

ダイヤモンド「スタバ」について

https://youtu.be/qk--6wlRWUY

年始のおもしろ荘で優勝したネタです。

このネタについて思ったことを書きます。

まず、ダイヤモンドは大喜利が強い芸人です。

ツッコミの野澤輸出のツイッターでは、いつも「おもしろ〇〇」というツイートをしてるし、ネタも無差別なお題に対して大喜利するものが多い。ユーチューブで大喜利ライブもよくやってる。(ツッコミの野澤が)

その上で「スタバ」のネタなんですが、概略はスタバのサイズが覚えられないボケの小野が、ツッコミの野澤に身体の動きでサイズを覚えると覚えやすいと、説明してもらうネタ。

思ったことは主に2つ。

ネタ振りは「チェーン店のカフェお店ごとにサイズの言い方が違って覚えにくい」で、スタバで始まり次にタリーズドトールコメダと続く。

ここまではネタ振りに合ってて、聞いてる身としてもふむふむと進む。毎回一度スタバに立ち返って説明が入る。

ルノアールの次にゴーゴーカレーが出てくる。ここでネタ振りの「チェーンのカフェ」から外れる。しかし、度々スタバのサイズに立ち返り説明されているので、ネタのテーマが「チェーンのカフェ」から「サイズの名称が独特な店」にすり替えられてて、違和感なく聞くことができる。(少なくとも僕は)ここの移行がスムーズだと思ったのが1つ目。

次に2つ目はこのネタに限らず、ダイヤモンドの多くのネタにも同じことが言えるんだけど、面白いところがボケでもツッコミでもない部分になってる。

このネタのボケは基本「スタバと一緒じゃない?」の一種のみ。ツッコミは基本「一緒じゃねーよ」の一種のみ。それ以外は「じゃあ、〇〇は?」の質問とそれに対する身体で表す回答。ネタ振りがサイズにすり替えられてるから、「サイズの名称が変なもの大喜利」になってて(犬とか竹とか)、それとは別にサイズの名称が色々あることを説明される時にも笑いがある(大仏とか相撲とか)。この大喜利部分とサイズ説明の部分はボケでもツッコミでもなく説明だと思う。この部分がすごく特異的なコンビだなと思う。

 

最近の流行りはツッコミを主軸にしてるコンビ。フットボールアワー後藤の例えツッコミががその流れを強くした気がする。霜降り明星が代表的な例。

それとは別に普通、大喜利が強いのであれば、その回答をボケとしてネタを作ってあることが多いと思う。真空ジェシカとか。真空みたいなボケで笑わせるコンビの割合は小さいと思う。

これまで上の2つしかパターンがないと思ってたのに、ダイヤモンドのネタを見て感心した。そして、なぜ野澤はボケにならないのか気になる。

 

このスタバのネタがラッキー〇〇(https://youtu.be/p9M1EGf6xy8)と違うのは、途中で飛行機の話とおにぎりの話が入ることで、ダレるのを防いでるところだと思う。メリハリができて好き。

 

以上です。